朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」。何気なく見たら、主人公の少女時代の様子が微笑ましく、意外と興味を惹く話でした。島根県の呉服屋を営む家はおばあちゃんも同居する大家族。大勢いる兄弟の中で一番目立たない、気弱な性格の女の子。おばあちゃんから寝る前に昔ばなしを聞かせてもらったり、何気ない生活の中で目に見えないものの存在を身近に感じる幼少期が、後の水木しげるとの縁を予感させます。今のように全て科学が解明する時代ではなかった頃は妖怪やおばけたちがもっとおおらかに捉えられていたんだなあ、と思いました。
Akiko